発酵番茶で便秘を解消?

 

NHKの「ガイアの夜明け」「あさイチ」、民放の「主治医が見つかる診療所」などの番組で
取り上げられた阿波番茶ですが、最近は阿波晩茶と表されています。

 

その由縁は通常の番茶とは製法が異なるためです。

 

このお茶は、植物性乳酸菌を発酵させる製法による乳酸菌飲料であるということです。
収穫した無農薬栽培の茶葉を一ヶ月以上じっくりと発酵させる製法です。

 

作るのは年1回。梅雨明けの時期からになります。

 

徳島県の中央に位置する人口が1700人余の上勝町と隣接する那賀町の相生地区で古くから作られています。
国内で同じ製法でお茶を作っているのはここと高知県だけで、
世界的にはミャンマーと中国の山奥の特定の地域にあるそうです。
その地域と徳島や高知との繋がりはわかっていません。

 

ただ、高知県の碁石茶にも便秘解消の効能があることから、
乳酸菌が便秘解消の働きをしているものと考えられます。

 

カテキンやカフェインが少なく渋味が少ないことから、口当たりはよいけれど
刺激が少なく、最初は物足りなさを感じるかもしれません。
しかし飲み続けることで阿波晩茶の良さが味わえます。

 

上勝町のホームページでは、特産品・お土産として紹介されておりますが、
便秘解消との記述はなく、広報の「便秘」についての特集記事の中でも
阿波番茶による便秘解消が紹介されていない、というところがこの土地の素朴さを物語っているように思えます。

 

ただし、この2010年7月号の広報での便秘の特集記事は、
とても詳しく便秘解消について書かれていますので、ぜひ一度読まれることをお薦めします。

 

上勝町のホームページでは、上勝晩茶と神田(じでん)晩茶として紹介されており、
那賀町のホームページでは相生晩茶として紹介されております。
現在テレビ放送の影響で予約注文が殺到しており注文を止めているとのことです。

 

山間部の小さい町での生産で、後継者不足が深刻ですが、
変わった製法による阿波晩茶がいつまでも作り続けられることを祈らずにはおれません。

 

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