便秘と下痢を交互に繰り返す原因は?

 

便秘で悩んでいたはずなのに、今度は下痢・・・。
特に環境が変わるこの時期、こんな症状を訴える人が増えています。
その症状の原因は、もしかしたら過敏性腸症候群かもしれません。

 

過敏性腸症候群の原因は?

はっきりとした原因はわかっていませんが要因の一つにストレスがあり、日本人の10〜15パーセントがこの過敏性腸症候群だといわれています。
便秘と下痢を繰り返す交代型、下痢型、便秘型に分けられ、男性では下痢型、女性では便秘型が多くなります。

 

過敏性腸症候群の症状は?

交代型

下痢が続いたと思うと今度は便が出ないなど、下痢と便秘を交互に繰り返します。

下痢型

慢性の下痢が続きます。
突然便意が襲ってくることが多く、外出を苦痛に感じることもあります。

便秘型

便意があってもなかなか出ず、やっと出た便も固くウサギの糞のようにコロコロしているのが特徴です。

 

過敏性腸症候群の対処法は?

ストレスに強い身体を作る

ストレスがきっかけとなり起こることの多い、過敏性腸症候群。
趣味を楽しむ時間を持つなどのストレス解消法も有効ですが、食べ物でストレスに強い身体を作ることもできます。

 

ストレス耐性を高める栄養素には、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、マグネシウム、カルシウム、カリウム、鉄などがありますが、最も多く摂りたいのがビタミンCです。
ビタミンCは、ストレスに対抗してくれるアドレナリンの合成に欠かせない栄養素です。

腸内環境を整える

腸内には100種類以上、約100兆個の腸内細菌がすんでいるといわれています。
腸内細菌はこの3つに分けられます。

  • 善玉菌(身体に良い働きをする)
  • 悪玉菌(有毒物質を作り、身体に悪い働きをする)
  • 日和見菌(その時の環境によって、優勢な方の菌になる)

最近話題の「腸内フローラ」は、これらの腸内細菌が腸の中で広がっている様子をお花畑に例えたもので、
善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割が理想的な状態といわれています。

 

腸内環境を整えるには、

  • 不溶性(豆類、ゴボウ、さつまいもなど)、水溶性(りんご、バナナ、キノコ類、海藻類)食物繊維をバランスよく摂る。
  • ヨーグルト、納豆、チーズなどの発酵食品を食べる。

など、食事に気をつけることが大切です。
特にヨーグルトに含まれる乳酸菌はストレスの緩和にも役立つので、積極的に摂るようにしましょう。

 

なかなか人に相談できない便の悩み。
症状が我慢できるうちは自宅でのケアで十分ですが、仕事や勉強など日常生活に支障が出始めたら、迷わず受診するようにしましょう。
まずはかかりつけ医に相談することをお勧めしますが、かかりつけ医がいない場合は、消化器科、胃腸科、診療内科のいずれかで相談するとよいでしょう。

 

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